まえがき

はじめまして、2010年度後半~2011年度前半にインターネット部の部長を務めていた”Billy”と申します。

さてさて、インターネット部の中にはいろいろな仕事を持ってる人がいると思います。プログラミング言語をひたすら打ち込んでる人、絵を書いてる人、お面をかぶってる人、etc……。現役時代の頃、僕はいわゆる動画屋さんでした。

インターネット部の中での動画屋さんの仕事は「新入生歓迎会」での”部活紹介ムービー”の制作、「文化祭」での”ステージ発表のムービー”の制作、お面の制作でした。ということはつまり、この部における動画屋さんは、大勢の人に向かって宣伝したり表現したり、とても大事な仕事であるといえるんですね。

しかし、そんな仕事をもつ動画屋さんの数は、僕が現役時代の頃には、絵描き屋さんの数と比べたら雀の涙で、今もそれほど変わらない状況なのではないでしょうか?その理由はやはり、環境が揃っていなかったからでしょう。

基本的に動画編集というのは他の作業に比べてパソコンに対して大きな負担がかかる作業になります。そのために動画編集をする場合にはそれなりに高性能なパソコンを用意する必要があります。しかしながら、インターネット部にはそれに十分な性能を持つパソコンはおろか、動画編集をするソフトウェアでさえも使える環境にはなく、自宅で作業をする他ありませんでした。

これからしばらく、インターネット部の動画屋さんは自宅で作業することを余儀なくされ、どの先輩からもアドバイスを貰えないなんてことがあるかと思います。そんな中、現部長マスターの働きかけで、インターネット部員の皆様にこうして情報を提供できるようなチャンスができたので、僕が僭越ながら動画編集の基礎の基礎から説明することになりました。

さてさて(2回目)、僕の動画編集講座は「脱力系」っていうのがキーワードでして、なんとなく読んで、なんとなくいじってたら、できるようになったー。やったね、たえちゃん。なんて気楽な感じの講座です。

実際に動画編集なんてものはそんなもんでして、動画編集の技術というのはそこまで深いものではありません。動画編集で本当に重要なのは根気と応用力です。だから、この講座で教えることというのは、基本的な概念と基本的なソフトウェアの使い方くらいでして(手を抜くわけではなくて、実際に必要な知識はその程度なのです。)、”あんな表現”をするために”こんなソフトの使い方”をするなんてことは、大げさに言えば無限通りの方法がありまして、それは動画を編集する人次第なんですね。

まぁ、そうは言っても何をすればよいかわからないと思うので、最初のうちは私の指示通りに手を動かしてみてください。(プログラミングでも実際に手を動かしたほうが勉強になりますよ。)おそらく徐々に慣れてきて、最終的には僕の講座を読みながらも無視して勝手にいじってたらなんかすごいのできたー。みたいな感じになると思います。

それでは、面白い動画が作れるようになるために”気楽に”がんばりましょう。


次回予告

当初思ってたより記事が長くなってしまったので、今回はここまでとさせて頂きます。

次回は僕が使ってる動画編集ソフトの紹介をしようと思います。余裕があればソフトの導入もやってみようかなと思ってますが、どうなるのかは神のみぞ知るということで。

それではまた次回会いましょう。さようなら。

Billy




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