8月に入りもう3分の1が経とうとしております。

年齢を重ねるごとに1日が短く感じるようになり、なんとも言えない気持ちに。冷静にあと4ヶ月でもう新年が始まるなんて考えられない。グルーポンのおせちスカスカ問題はいつの話でしたかなあ……。

どうでもいいんですが年末年始のテレビ番組だと格付けが好きだったりします。




接続方法の違い

D-sub と DVI の違い <hr size="1" />

端子の比較画像を用意したかったけれどできなかったので文字だけで。画像検索しながら読むと分かりやすいかもしれず。

D-sub はアナログ、 DVI はデジタルで画質は DVI の方が圧倒的に上。 PS2 をビデオ入力(黄白赤のコード)で繋ぐか S 端子で繋ぐかのようなもので、そう例えると多少分かりやすいのではないかと。それでも分かりづらければゲームボーイとゲームボーイアドバンスの違いだと考えましょう。嘘です全く別物なので真に受けないよう。

最近のモニタには殆ど DVI がついているはずなので特にここは選ぶ必要はないけれど、私が初めて自分でPCを買った時、 DVI 対応モニタであるにも関わらず、半年ほど D-sub で繋いでいたことがございました。

というのも DVI で繋げど画面が映らなかったため。モニタのボタンで遊んでいるとたまたま D-sub 、 DVI 出力の設定変更できることを発見し解決。普通こんな間抜けなことは無いと思うけれど、体験談、また注意として一応書いておきます。


DVI と HDMI の違い <hr size="1" />

DVI はデジタル、 HDMI もデジタルということで一見同じものだと思うかもしれないけれど、同じものです。はい。

但し HDMI は映像と同時に音も出力でき、更に昔どこかで「 DVI はなくなり HDMI が主流になる」なんて記事を見た気がしなくもないのでそうなるのかもしれません。知りません。

また、この2つは HDCP という著作権保護に対応しているデジタル信号になるため、これらの接続方法でないとPCで地デジやブルーレイディスクの再生をすることは不可能となります。

まあ今の時代、相当間抜けでなければ私のようなミスはしないはずなので心配ないでしょう。



インチ数とアスペクト比と画面解像度

バカとテストと召喚獣。なんでもないです。

ノートパソコンとデスクトップパソコンの間に大きく性能差が出る部分の一つで、画面の大きさ(インチ数)があります。画面が大きければ大きい程一度に表示できる情報量が増え、作業効率がそれに比例して上昇します。設置スペースが許す限りの大きさのモニタを買うことが理想。

昔はアスペクト比(縦横比)が4:3の正方形っぽいモニタが主流でしたが、最近は16:9のワイド液晶と呼ばれる横長のものが売れ筋。学校のモニタは4:3なので、それとお店で展示されているモニタを比較すれば違いがよく分かりましょう。

今4:3のモニタを使っていて16:9のモニタに買い換えようと思う人は、どんなに小さくとも今のモニタの縦サイズを超える大きさのモニタを買うこと。同じインチ数を買ってしまうと縦の作業スペースが大幅に減ってしまい、結果作業効率低下に思い切り繋がってしまいます。

画面解像度とは画像における解像度とは少し異なり、こちらは数字が大きくなると画面上に映し出されるものが小さくなり、一度に表示される情報量が増えます。

画像における解像度の記事はこちら 画像の解像度のハナシ

ワイド液晶の解像度は一般的に 1920 : 1080 のフルHDサイズが普及しており、21.5インチ程度の大きさからよく見ますな。ただ、高解像度でも画面が小さいとただ文字が小さくなったりするだけでかえって見づらくなることがあります。できれば23インチ以上を用意したい所。2回目ですがモニタのサイズはデカければデカイほどいいです。

16:9のフルHDが安く手に入りやすいけれど、私のオススメは WUXGA という規格のもので、こちらは解像度 1920 : 1200 で縦横比 16:10。ほとんど変わらないように見えるかもしれないけれど、この縦サイズの違いは想像を絶する程の差で、これに慣れてしまうとネカフェなどでフルHDサイズのモニタを使う時にストレスが溜まって仕方がない。

製造コストのお陰でフルHDと比べ高価な上製品数も今や相当減ったけれど、お金があったり良さ気な製品があればこちらを買いましょう。



パネルの違いと応答速度

先に応答速度について。画面が「黒 → 白 → 黒」と変化にするときに要する時間のことで、単位は ms(ミリセカンド) で表されます。当然、かかる時間が短いほど優秀ではあるけれど、次で解説するパネルにより大きく差が出てきます。

さて、液晶モニタにはパネルというモニタの性能を決める部分があり、その種類により特徴が大きく異なります。前もって種類を上げておくと「 TN 」「 VA 」「 IPS 」の3種類。


TN パネル <hr size="1" />

このパネルはほか2つと比べ圧倒的に応答速度が早く、かつ安価であることが特徴。格闘ゲームをプレイしたり、動きの激しいアクション映画などをPCで見たい場合はこのパネルが使われているモニタを選べばよいかと。

ただし視野角が狭いという致命的な欠点が存在。つまりどういうことかというと、画面を見る角度によって色が変わってしまい、作品制作、特にCGイラスト作成時にはこれにより正しく塗りができなくなる可能性があり。

作品制作用途にはあまり向かないので、その場合は他の2つから選びましょう。ちなみにメーカーもののパソコンの液晶はほとんどがこれらしい。ついでに残念ながら私のモニタもこれ。


VA パネル <hr size="1" />

液晶テレビに採用されることの多いパネルで、TNパネルとIPSパネルの中間的な性能。ムダに高いしわざわざこのモニタを選ぶ必要はない気がする。


IPS パネル <hr size="1" />

作品制作をするなら有無を言わずこれを選びましょう。TNパネルと比べると多少高価ですが視野角が広いため色の確認が非常にしやすい。まあどうしても応答速度は遅めであるためゲームがやりたい人はおとなしくTNパネル採用のモニタを買うか、これと両方を買うかにしましょう。



グレアとノングレア

簡単に言えば画面がテカっているかテカっていないかの違い、テカっているのがグレア、ビエラではない。

画面がテカっているとコントラストが高くなるため画面がくっきりとし、綺麗に映っているように見えます。特にグレア液晶で見る黒色は綺麗。けれどもテッカテカしているせいで鏡のような感じに自分の顔が映り込んで折角の画面が台無しになったり、目が疲れたりと欠点もあり。

個人的にはどう考えてもノングレア一択なのですがまあ趣味もあるでしょうから、これに関しては店頭で確認するといいでしょう。意識することは液晶を見続けることができるかどうか。

インターネットブラウジングにしても、作品制作にしてもゲームにしても、どれもそれなりの時間画面を見続けることとなり、例え画面が綺麗でもちょっと見ては休憩、またちょっと見ては休憩では作業効率がよろしくない。



液晶モニタの選び方(まとめ)

だらだらと書いてきましたが24インチの IPS の WAUXGA のノングレアを買いましょう(終了)。

ネタっぽいですがまあ本当にこれで間違いないという。お金の問題を無視すれば。24インチでも間に合わないという人はデュアルモニタにするなどの解決策もあり。そこまではここで書くことは無いと思うので気になる人は個人で調てみましょう。

ディスプレイの大きさは作業中必ず見続ける必要が有ることからか、PCスペック以上に快適さを実感しやすい部分。大きい画面になれるとノートパソコン等使えたもんじゃねー! となること必至。

ノートパソコンが何故か世の流行りであるのはデスクトップパソコンの買い方を知らない人が多いせいではないかと今なんとなく思ったので次回はそれを書きましょうか。

-taNatos(執筆者の詳細 - http://coderwall.com/tahein )




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