イラストをスキャンしてPCに取り込む 線画を描いた、その後に
皆様お久しぶりです。いや、本当にお久しぶりです。思ったより忙しいのかそうでないのかよくわからない私です。まあ更新できていなかったからおそらく忙しかったのでしょう、多分。
更新できていないのが私だけでないじゃないですか―、やだー。というわけで新たな記事の投下です。はい。今回は画像多め、文字少なめで参ります。
線画をアナログで描く
下書きの用意 <hr size="1" />
無論ですが、スキャンする対象がなければ話は始まりません。なんでもいいのでとりあえず描いてみましょう。
というわけでこちらが今回私が用意した線画の下書き、2012年夏アニメの『織田信奈の野望』より『柴田勝家』となります。
全くの余談ですがこのアニメ、なかなかどうして私の中で傑作であり、BD購入は躊躇する必要もなく、必然といっていいほどの思いで2期を期待しております。戦国モノであるのに余計な殺生がなく戦闘シーンが苦手な私でも比較的見やすかったところが高ポイント。キャラクターも可愛くかつ個性もきちんとあり、そのうえ多くの殿方を虜にする様々なジャンルの……
取り乱しました、失礼。さて、あの下書きでは見るに耐えない状態なのでここから修正し、防具なども描き加えていきます。こういう時にトレース台や、芯径の細いシャープペンがおあつらえ向きですので、財布に余裕が有る方は購入の検討をしてもよろしいかと。
※シャープペンの選び方についてはこちらの記事を参考にどうぞ。
というわけでできたのがこちら。……見るに耐えない状態に変わりはありませんが、これが今の私の実力ということでひとつ。
とにかく、これで真・下書きの用意はできたとしましょう。
トレースをする <hr size="1" />
今回何を思ったか一部0.4mmのシャープペンでトレースしてしまい、取り込んだ時にかなり後悔しました。線の修正量が凄まじく変わってくるためできるだけ細いシャープペンを使うようにしましょう、これ教訓。面倒くさくても0.2mmを使うのが一番……(黄昏)
今こそスキャンの刻よ……
テンション的に中二病っぽく行きたいだけなので、普通に「刻」は「時」に脳内変換していただいて結構。
スキャンをするために <hr size="1" />
スキャンをするにあたっての機材ですが、スキャナ単体を用意する必要は特になく、私はプリンタのおまけでついてくるスキャン機能を使用しております。一応型番を書いておくと、EP-802A。勿論お金に余裕があれば単体で用意しても構いませんし、本来そちらの方が望ましいのでしょう。
本格的なイラストを描く場合A3対応型のものがおあつらえ向きという話も聞きますが、一般向けでは基本的に販売されておらず、価格も高いので適当に価格コムの上位の物を買うなどしましょう。
スキャンをする際の設定 <hr size="1" />
ここを書くために今までちょろちょろ文字を書いてきましたが、ぶっちゃけ大したことはありません。線画ができた時点で99割終了しているも同然です。
要するにグレースケールで画像解像度をそれっぽくしてスキャン開始ボタンをクリックしておしまい。本当にこれでおしまい。何のための記事やねんというツッコミは全米が違った感じに泣くのでやめましょう。ちなみに下は私の設定。
※画像解像度についてはこちらの記事を参考にどうぞ。
折角だから塗る
私の使用ソフトはPhotoshop Elements 6.0。ひたすらブラシでグリグリ塗るのみ。来年はアレだよ、ちゃんとしたCSのやつ買うから。SAIかCLIP STUDIOも買うから。
忸怩たるものを感じざるを得ないのですが現状私に塗りの知識は皆無で、Illustlatorを使ったお絵かきのやり方の記事がそのうちobservatory17先生により上げられるはずなので、本格的な塗り方はそちらをお楽しみに。
線画がアナログならスキャナは必須(まとめ)
最初からデジタルで描ける人にはおそらく要らないのでしょうが、アナログスタートの人には必須のアイテムとなります。
この記事の中の画像を見ていただければわかると思いますが、下書きのものは写真、トレースしたものはスキャンした画像を使用しており、これらを見ても一目瞭然のように、写真を使ってデジタルに持って行こうなど到底無理なわけです。
スキャナ、ペンタブ、パソコン、イラストソフト、紙、ペン、(トレース台)と、何かと用意するものが多く初期投資はそれなりに掛かりますが、それはもう趣味だからと割り切るしか無く。お金なんて気にせず楽しく描きましょう。
使用したシャーペンなどの画材についてはこちら
お絵かき用のシャープペンシルと消しゴムの選び方 - Internet Club
10月21日追記
執筆当初はレベル補正などの項目も記事中に入れようと思っていたはずなのに今の今まで忘れておりました。大変いい記事がobservatory17先生により上げられているため、そちらも参照してお絵かきしましょう。ある意味で後編的な内容となっております。
-taNatos(執筆者の詳細 - http://coderwall.com/tahein )
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